こんにちは鳳 です。
1年半ほど前からツヤクワガタ飼育をしています。
Twitter(現X)ではちょこちょこつぶやいていたのですが、このたびブログを開設することとなりました。
今回はモウホツヤクワガタ(亜種エレガンス)の飼育記です。
種・親個体紹介
モウホツヤクワガタ(Odontolabis mouhoti)は3亜種に分類されています。今回紹介するのは亜種elegansで、モウホエレガンスやエレガンスツヤクワガタと呼ばれることもあります。原名亜種と違い、サイズがやや小さく、頭のザラつきが弱く、上翅がクリーム色になるのが特徴です。
親産地はタイ・カンチャナブリ県、親サイズは72.3mm×43.1mmです。地元横浜の某ツヤクワに強いショップさんで購入しました。
カンチャナブリはタイ西部に位置しています。気温は年中大体22℃前後で18度は下回らず、冬に若干の乾季があります。
採卵〜羽化
2022/11-12 採卵
無添加のよく発酵したマットをふるいがけして少し加水したものを、中ケースにふわっといれただけのセット。
一日一個ペースで生んでくれました。40個ほど取れたところで終了。15匹ほど残して他は後輩や友人に譲りました。
2022/12-2023/1 孵化
卵はほとんどが無事に孵化してくれました。
2023/2 交換(初齢〜2令)
800mlプリンカップに3−10頭ほどで多頭飼育→800mlプリンカップ個別飼育
ちゃんと1匹ずつ部屋を作ってて可愛いです。
2023/4 交換&測定 (三令初期)
5〜13g。頭幅測ってません(結構痛いミス)
800mlプリンカップ個別→♂判定はダイソーのメガフードコンテナー(5L)、♀判定は1800mlタッパーへ。メガフードのマットは3Lくらいしか入れてません。1800の方は容器いっぱいに入れました。
添加多めの発酵マットベースで、幼虫を投入するために広げた穴の中だけ元々のマットを混ぜて入れました。
交換してしばらくするとコバエが大量に発生したので部室の奥の方に放置してました。
2023/9/23 (三令後期)
コバエと対峙したくなくて避けていた生存確認をしました。この時坑道事ぶっ壊してしまったので、メガフードいっぱいに、元あったマットと放置されてたマットを混ぜて入れました。
15匹中11匹生き残って、︎︎ ♀13~16g ♂24.7gと28.0g のオス2メス9でした。オス少なくて悲しい。最大体重28.0gなので70mmは超えて欲しいですね。
2023/11/29 蛹化
3Lのタッパーに雌雄二頭入れてた28.0g♂が蛹化。長歯。初ツヤが長歯とは幸先が良すぎますね。
2024/01/13 一頭目羽化(孵化から13ヶ月)
不全なく羽化してくれました。まだきちんと測っていませんが75mmくらいです。
羽化個体紹介
74.8mm
最終体重 28.0g
他個体は羽化待ち
総括
初のツヤ累代で目標だった親超えを達成出来ました。
23℃前後で管理して、孵化〜羽化まで♂13−16ヶ月♀14−18ヶ月くらいです。
孵化〜三令までが4−5ヶ月、三令活動期間は6−7ヶ月だと思います。前蛹期間はかなりバラつくようで、繭に入ってからが長いです。(ぶっちゃけ皆さんもそうであって欲しいのですが、そわそわして繭玉を開けて中を見てしまって「まだ前蛹だった😇」ってなったこと、ありますよね?)
頭幅と成虫体長は比例するので測っておいた方が良いです。測っていなくてめっちゃ後悔してます。
以上です、ありがとうございました。